盛岡お気楽旅行 [散策]
例年のとおり有志で盛岡へと旅行に出かけた。
今年は雨降りであるが、我々の基本目的である昼のお城見物は欠かせない。濡れながら盛岡城址を散策し、桜が散ってしまったと嘆く写真野郎(私もか・・・)、修学旅行らしき娘に声をかける将軍様、史跡よりも夜を想う者など、様々な思いを秘めつつ天気などは関係なしに旅は始まるのだ。
お約束のご当地物じゃじゃ麺を喰らい、一路つなぎ温泉へと向かう。スローなトラベラーだけに、日帰り入浴時間なんぞ気にしていない。多々断られたのであるが、まあ入浴させてくれるところもあり、予定の無い旅はこうでなくてはいけない。
アルカリ硫黄泉(だったかな?)に浸かり、だいぶ頭に血が巡った我々は、盛岡に戻り、毎度の如く6人ばらばらシングルでホテルにチェックインする。夜のお城散策部隊が市中に消えるのを見届け(午後4時からかい・・・)、残った者は各々散歩にふけるやら、自分の時間を謳歌するのに励むのだ。ちなみに私は立飲屋を見つけて、普段は飲まない日本酒だが、地酒であるためチビチビ舐めていた。
夜のお城部隊が帰還し、南部地鶏で夕食にする。いつもは食後に夜のお城部隊が出動するため、いつまでも喰って飲んでる私としては、せかされることなしの、お気楽極楽気分である。
食後も、夜のお城部隊は、更なる極楽浄土を目指すのであるが、元気いいなぁ、とばかり傍観していたものの、将軍様の指揮により私も拉致されてしまい、夜の闇へと消えつつあった。が、もうヘベレケの極みである。とりあえず中まで一緒したのだが、ナースの姿をしたお姉さんを見て参った。私は最近、病院の仕事をしているためか、コレは勘弁なのだ(おまけに、過労死しても認めてくれるほど残業してる・・・)。
「お姉さん可愛いね(ホントに)。盛岡のヒト?」
「そう。」
(・・・中略・・・とか入れると妖しそうだな。)
「またね。」
とっとと近くの店で地ビールを飲んで、ホテルで幸せに(というか、久々に早く)寝た。
翌日は、宮古の浄土ヶ浜を目指し、クルマを走らせる。並行する山田線は、一日数本しかディーゼルカーが走らず、休憩で線路上を歩いていていると、来たなぁという感じがする。
浄土ヶ浜で遊覧船に乗り、シケで大揺れ、気持ち悪くなった面々であったのだが、下船後には、ウニ・ホタテを食べまくるのである。腹が元気でなくては生きていけない。トラのアナも真っ青の掟である。
残雪の栗駒を眺めつつ盛岡に戻り、あと40分しかないにも関わらず、じゃじゃ麺を食べに行く。最後まで楽しんでしまうからねぇ。
あ、いかん、お土産忘れてるぞ!
【盛岡駅前のホテル】
(雨のシングルはこんな感じが好きだ。なお、白髪も多いが髪も多い。)
【宮古に続く国道と並行する鉄軌道】
(青春18きっぷって感じ。フルムーンの方が近くなったな。)
【浄土ヶ浜】
(左の岩に取り付いた。登ってはいけない視線を感じた。)
【盛岡市内の北上川】
(岩手山が美しい。これだけで満足してしまう。)
Canon IXY L2
P506ic
浅間尾根 [散策]
チビ達を連れて、家族で浅間尾根へハイキングに出かけた。
払沢の滝の駐車場に車を止め、時坂峠へ向かう。だんだんチビ達も生意気になり、一筋縄には登ってくれない。たまに親の方がキレつつ、時坂峠の茶屋に到着した。
休憩しながら西の彼方を見ていたら、すごい煙が湧き上がっていた。時折火柱が上がる。山火事?慌しいサイレンとヘリの爆音。久々に目が点になった。
浅間嶺までは、新緑と花が美しい。頂上である展望台で昼食にして、のんびり花見でもしながら戻ることにしよう。
下りのチビ達は速い。しかし、バッテリーも早く切れる・・・途中で背負って行こうかと思ったが、ブツブツ言いつつも息子も娘もトコトコ歩いているので、そのまま歩調を合わせて最後まで降りていった。
かなり陽が傾いてから駐車場にたどり着いたのだが、ちとせ屋で豆腐と厚揚げを買い、チビ達には約束のソフトクリームを買ってあげたら、今までのグデグデがウソのように元気になっている・・・いいなぁ、子供って・・・
IXY DIGITAL 700
カタクリ [散策]
チビ達を連れて(ここでは)早咲きの桜見物がてら、近所の散歩に出かけた。
土手の斜面にカタクリが豪勢に咲いていたので、手持ちのコンデジで数枚撮ってみた。この手の接写は、構えて一眼で撮るよりも、被写界深度の深いコンデジの方が手持ちでもなんとかなってしまうので楽チンだ。
花見に興味がないのであろう息子と娘をごまかすため、コンビニに立ち寄ったが、娘が「おとーさん、ビールだよ、忘れないでね。」と言うのには笑ってしまった。
「ありがとさん。」はは、結構ヘベレケなんですけどね・・・子供はよく見てる・・・
Canon IXY digital L2
SLもおか号 [散策]
熊谷から茂木まで、真岡鉄道のSLに乗った。
ここを走るSL列車もおか号は、C11かC12のタンク機が牽引している。小さな車体で一生懸命引っ張っている感じで、実にたくましい。
さらに、車内で買った駅弁も結構おいしい。
汽車旅は楽しい。
OLYMPUS C-5060
湯治でクリスマス [散策]
クリスマスの連休は、温泉旅館で寛ごう。
標記の目的で法師温泉に連泊しましたが、今年は雪の多いこと。おまけに吹雪いていたりして外に出るのもはばかられます。
大きな法師の湯に何度も浸かり、今年一年の疲れを癒すことにしましょう。時折、晴れ間が見えたら辺りで子供たちと雪遊びに出かけます。雪まみれになって遊ぶ子供たちは、本当に楽しそうでした。
体が冷えたら、また温泉に浸かり、極楽な休みを過ごしました。イブには、枕元にプレゼントを置いて(靴下は私の臭い?ものを並べておきましたが)、翌日の子供たちの笑顔を楽しみにしました。)
帰る日になって急に天気が良くなりましたが、宿を出てからも辺りでひたすら雪遊びをして、本当に満足な連休となりました。
OLYMPUS E-300 ZD14-45mm
CANON IXY DIGITAL 400
SLパレオエクスプレス [散策]
12月4日10時10分秩父鉄道熊谷駅発のSLパレオエクスプレス、恒例のラストランである。子供たちと1時間ほど前から先頭列車の乗車口に並ぶ。今日はすこぶる寒さだ。しかしながら、1号車は暖房故障で、凍りそう・・・チビ達だけが元気だ。
C58に揺られながら奥秩父に進んでいく。時折、大休止をする駅では、すぐさま機関車のところに行き、楽しい記念撮影タイムとなる。
終点の三峰口では、最終運転の記念式典をやっていたりするのだが、チビ達は近くの車両展示場のほうが楽しいらしく、転写台のところを見物していたのは私だけ・・・しかも真正面で。
帰路は、暖房の効く列車にした。車内でアイスを売りに来られても美味しく食べられるというものだ。
秩父の手前から雨が降り出したが、温まった体で、我が家の誰もが視点の合わない目線を外に向けていた。
IXY DIGITAL 400
横沢入(05秋その2) [散策]
午後になって、ビールでも買いに散歩しながら、横沢入に寄ってみた。静かに暮れていく夕景に、少し癒された。
IXY DIGITAL L2
横沢入(05秋) [散策]
東京最後の里山・横沢入。東京都の保全になるのやら・・・
かつてオフロードバイカーだった頃、抜け道で走っていたので、バブルに乗った住宅地化計画の頓挫で棄田となる前の、美しい谷戸田の景色は、よく知っている。
ここは、夏には蛍が飛び交い、秋には広葉樹が染まる、何のことはない谷戸である。
環境保護だか何だか知らないが、マニアックに成り過ぎた方々が、この自然を守っていると勘違いしている。
かつて田に水を供給していた水路はえぐれ、水位の低下によって、棄てられた田は乾き、単なる雑草地と化しつつある。手を入れられなくなったことによる、当然の崩壊プロセスをたどっていると思うのだが。それに、ここは自然公園でも何でもない、単に地権者が保有する田・雑草地・山林である。
だから、近所の散歩をしているつもりなのに、よそから来た人に何故怒られなくてはならいのか、分からない。チビ達がちょっと道を外れると口うるさいことを言う人、これが自然破壊か?
ねじ曲がった自然愛好家も迷惑だ。
蛍の時期なんか、ひどいもので、狭い道に車でガンガン乗り入れてくる。大渋滞。「もうこの先、停められないよ。」って教えただけなのに、「ここはJRの土地なんだろ!」って怒鳴り返される理不尽さ。そんな輩が、自然がたくさん残っているね、なんて感動してるくらいだから、始末が悪い。
監視員してる方も、型にはまった注意事項らしきことを言ってるだけなら、要らない。税金で雇っているなら、無駄遣いだ。
近所の散歩道としてチビ達と、よく散策するのだが、つまらない自然公園に変えられないことを祈ります。いいとこだから・・・
IXY DIGITAL L2
四国極楽旅行(050528-29) [散策]
職場の有志で、四国へ旅行に行ってきた。
高知空港から、嬉しくも手違いでエルグランドへとランクアップしたレンタカーを飛ばし、徳島へ讃岐うどんを食べに行く。
3軒ほど食べ歩いて、満腹になった体にムチ打って、丸亀城に登り、一休みする。お堀には、亀が悠々と気持ち良さそうに泳いでいた・・・
高知へ戻り、ホテルにチェックインする。面子は7人であるのだが、すべてシングルで泊まるというのが、我々の旅の流儀である。
夕食は豪華に土佐の酒・魚づくしで、満足満腹であった。けっこうニンニク臭くなったあたりで、ある者はラブラブ高知城を楽しむべく夜の街に消え、またある者は家庭から離れた気ままで自由な時間を満喫するのであった。
翌日は、朝市に出かけ、地のものをつまみ食いし、健全で明るい高知城見物をする。
眺望よろしく絶景である。
土佐といったら、坂本龍馬であろう。桂浜まで走る。途中ですれ違う路面電車が旅の気分を高揚させる。
桂浜には、龍馬像が堂々と鎮座していた。でかい。本物だ・・・
あっという間の2日間であったが、なんとも楽しい旅行だったゼヨ。
横沢入(05春) [散策]
東京最後の里山らしいが、単に近所だから、子連れで遊びに行っているだけだったりする。
シートを敷いて弁当を食べ、山歩きやら、チビたちが水遊びを楽しむ、我が家の憩いの裏山的存在である。
IXY DIGITAL 400
チビ達と朝のヒーロー戦隊シリーズを観ながら前半の記事を書いてたのだが、今日も、昼食後の散歩に横沢入へと向かったのだった。
谷戸の北尾根から、気持ちのいい陽光の下を歩いていたのだが、見晴らしの良いピークに着くと、見える北の空は真っ黒・・・風が変わり、雷鳴が近づいてくるのが分かる・・・
やば、適当なエスケープルートを急ぎ、チビを抱えて2メーター位の擁壁を飛び越え、家まで猛ダッシュした。
ドアを開錠し、チビ達を家へ入れたとたん、スーパー豪雨&激烈雹の集中砲火地獄と化した。危なかった・・・
汗を流した後のビールは美味である、疲れたけど。
降り止んでから、雹ひろいを楽しみました。