A Day of Telemark(120120) [山歩]
玉原高原でテレマークスキーを楽しんできました。
ブナ森には雪が音もなく降り続いていました。
スキーでほんの少しだけ白い森の中へ歩いていきます。
聴こえてくるのはただ静寂の音だけでした。
Canon PowerShot S90
伯耆大山 [山歩]
スキー三昧の日々を送っていたら、あっという間に春になってしまった。降りるだけじゃなく登りたい。そんな感じでGWの旅行は、遥か彼方の伯耆大山へ決定である。
基本、ベースキャンプであるが、チビ達を連れて行くとなると100リッターザックをカミサンと背負っても足りない。そういうときはキャンプ道具一式を宅急便営業所止めにして送ってしまうのだ。着かなかったらどうしよう、なんて考えない。
天候がさっぱりせず、観光やらワラビ採りに勤しんでいたのだが、予備日になってようやく登れそう。山ノボラーの血が騒ぐ。西日本屈指のブナ林の眩しい緑を抜けて、伯耆大山の頂へと辿り着くことができた。
いいね、独立峰。from Sea to Summitだよね。見渡す彼方の、その先の向こうには何があるんだろう?
Canon IXY DIGITAL 810 IS
キスゲ咲く尾瀬ヶ原(080717) [尾瀬]
明け方の雨が止むまで山ノ鼻の東屋で寝ていたのだが、鳥の鳴き声で目が覚めた。まだ梅雨明けしてないというのに既に夏バテ状態で全身ダルい。
東電道を進むと一面キスゲの黄色い絨毯である。青空が覗いてくると更に清々しい感じだ。木道に腰掛けて花を撮っていたお嬢さんも実に綺麗であった。うーん、爽快。いい朝だねぇ・・・
OLYMPUS E-3
ZD12-60mm SWD
湯の平温泉松泉閣 [散策]
白砂川を眺めながら入る渓谷の露天風呂はとても心地よいです。家にいるみたいに寛げる宿の雰囲気にも癒されます。
気取らない宿の方々はとても優しくて、子供たちは庭先で一緒に採ってもらったカブトやクワガタに大喜びでした。
今年も楽しい夏の思い出がたくさんできました。
Canon IXY DIGITAL 810 IS
ワタスゲの揺れる尾瀬ヶ原(080618) [尾瀬]
しばし考えたが、所詮いまはクマの穴のムジナ。熊の穴にいるわけだ。そう、おまえはクマだ!熊になるのだ!!マスクを外せば伊達男に早変わりだ。
かくして拙者、今回もツマらぬシャッターを切ってしまった。未熟じゃ。
OLYMPUS E-3
ZD50-200mm
熊の降る尾瀬((080618) [尾瀬]
朝の尾瀬は清々しい。
朝靄の立ち込める少し霜の降りた未明の木道を気持ちよく歩いていたときだった。川上川を渡った拠水林辺りでガサガサという音に気付いたので振り返ってみると、やや離れたところに大きな熊の姿があった。
ふーん、と思って消え去るのを見送ることにしたが、熊の奴、何を考えているのか知らんがこちらに向かってダッシュしてきやがった。なんてしなやかな走りなんだろうと、長いようで一瞬の感心。ただ、明らかに狙われてる・・・ヤバい。
木道の上の私めがけて飛び上がる熊。ウヲーに濁点を百万個付けても足りないくらいに吼えながら。こっちも負けんとばかりに人生最大の雄叫び、ではなく悲鳴といったところか。飛び付かれるホントの寸前で横に跳ねたのだが、わずかに左足が触れた気がした。熊は宙を舞いながら首をこちらに振り向け、大きくウヲーと叫ぶと、反対の木道の下へと舞い降りていった。
ああ、死ぬかと思ったよ・・・
【教訓】
クマ除けベルを付けていても安全ではありません。
暗い最中に熊とみつめあうときは、優しくヘッドライトを消してあげましょう。
ビビった熊に逆襲されますからね。ははは(笑)
OLYMPUS E-3
ZD50-200mm(買戻しの品)
残雪のアヤメ平から尾瀬ヶ原へ(080428) [尾瀬]
鳩待峠の駐車場にクルマを入れたのは午前零時前だが、明るくなるまで爆睡してしまい寝坊である。きっと缶ビールを開けてしまったのが良かったのであろう。おかげで気分は上々なのであった。
鳩待通りを歩いていたら横田代あたりで日の出となったが、一瞬神々しい朝日が差したかと思ったら、その後は暫く吹雪いていたりする。いつもならツイてないワと思うところであるが、快適な惰眠を貪ったせいか、大変気分がよろしい。
アヤメ平で一服して晴れ上がるのを期待してみたが、さっぱり吹き止む気配もなく、さらには腹も減ってきたので富士見峠から速攻で竜宮まで降りることにする。例年なら北斜面は雪が硬くてステップを切るのが面倒だったりするが、今年は雪が柔らかくて楽チンである。きっと原では腐りきった性根、ではなく雪で歩くのが至極カッタルいと思えるのは言うまでもなかろう。
長沢に降りてきたら、気持ち良い晴天となっていた。暑い、暑過ぎる・・・暑さが最大の弱点であるが故、のんびり食事をして日陰でそのまま寝コケてしまった。今日はいったい何時間寝れば気が済むのかは知らないことにしよう。
せせらぎの心地よい音色を聴きながら、と言ったら聞こえは良さそうであるが、実のところは日陰を求めて北側の拠水林沿いをグネグネ歩く。私的には一直線に山ノ鼻めがけて歩くと短時間で終わるうえに面白くないので、雪解けの川を眺めながら約1.5倍の時間をかけて歩くことが推奨されている?ことはシークレットかつ公の事実であったりは、しない。
時折木陰でウトウトしつつ、きっとこんなによく寝る一日なら永眠するのも近い将来なのでは・・・としみじみ思ったり・・・したら結構アブナい兆しであろう。
鳩待への腐れ雪の面倒な登りをコラショっと登り、とっとと帰路に就かなくては。単に尾瀬のみやげと東松山味噌、そしてビールを持って早く帰宅せいと家族の者から申し付けられていたせいである。
OLYMPUS E-3
ZD14-54mm