SSブログ

キスゲ咲く尾瀬ヶ原(080717) [尾瀬]

明け方の雨が止むまで山ノ鼻の東屋で寝ていたのだが、鳥の鳴き声で目が覚めた。まだ梅雨明けしてないというのに既に夏バテ状態で全身ダルい。
東電道を進むと一面キスゲの黄色い絨毯である。青空が覗いてくると更に清々しい感じだ。木道に腰掛けて花を撮っていたお嬢さんも実に綺麗であった。うーん、爽快。いい朝だねぇ・・・



_7170555_1.jpg

_7170564_2.jpg

_7170575_3.jpg

_7170597_4.jpg

_7170651_5.jpg

OLYMPUS E-3
ZD12-60mm SWD
タグ:尾瀬
nice!(4)  コメント(1) 
共通テーマ:アート

ワタスゲの揺れる尾瀬ヶ原(080618) [尾瀬]

クマ襲来の動揺であろう。気付いたらタバコに火を着けていた。あー、並木から十分歩いたしー、今日はもういいかー。温泉でも入って生ビールもよいではないか。等々かなり終了モードであったりして。
しばし考えたが、所詮いまはクマの穴のムジナ。熊の穴にいるわけだ。そう、おまえはクマだ!熊になるのだ!!マスクを外せば伊達男に早変わりだ。
かくして拙者、今回もツマらぬシャッターを切ってしまった。未熟じゃ。



_6180220_1.jpg

_6180239_2.jpg

_6180325_3.jpg

OLYMPUS E-3
ZD50-200mm
タグ:尾瀬
nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

熊の降る尾瀬((080618) [尾瀬]

朝の尾瀬は清々しい。

朝靄の立ち込める少し霜の降りた未明の木道を気持ちよく歩いていたときだった。川上川を渡った拠水林辺りでガサガサという音に気付いたので振り返ってみると、やや離れたところに大きな熊の姿があった。
ふーん、と思って消え去るのを見送ることにしたが、熊の奴、何を考えているのか知らんがこちらに向かってダッシュしてきやがった。なんてしなやかな走りなんだろうと、長いようで一瞬の感心。ただ、明らかに狙われてる・・・ヤバい。
木道の上の私めがけて飛び上がる熊。ウヲーに濁点を百万個付けても足りないくらいに吼えながら。こっちも負けんとばかりに人生最大の雄叫び、ではなく悲鳴といったところか。飛び付かれるホントの寸前で横に跳ねたのだが、わずかに左足が触れた気がした。熊は宙を舞いながら首をこちらに振り向け、大きくウヲーと叫ぶと、反対の木道の下へと舞い降りていった。
ああ、死ぬかと思ったよ・・・

【教訓】
クマ除けベルを付けていても安全ではありません。
暗い最中に熊とみつめあうときは、優しくヘッドライトを消してあげましょう。
ビビった熊に逆襲されますからね。ははは(笑)



_6180230.jpg

OLYMPUS E-3
ZD50-200mm(買戻しの品)
nice!(3)  コメント(2) 
共通テーマ:地域

残雪のアヤメ平から尾瀬ヶ原へ(080428) [尾瀬]

鳩待峠の駐車場にクルマを入れたのは午前零時前だが、明るくなるまで爆睡してしまい寝坊である。きっと缶ビールを開けてしまったのが良かったのであろう。おかげで気分は上々なのであった。
鳩待通りを歩いていたら横田代あたりで日の出となったが、一瞬神々しい朝日が差したかと思ったら、その後は暫く吹雪いていたりする。いつもならツイてないワと思うところであるが、快適な惰眠を貪ったせいか、大変気分がよろしい。
アヤメ平で一服して晴れ上がるのを期待してみたが、さっぱり吹き止む気配もなく、さらには腹も減ってきたので富士見峠から速攻で竜宮まで降りることにする。例年なら北斜面は雪が硬くてステップを切るのが面倒だったりするが、今年は雪が柔らかくて楽チンである。きっと原では腐りきった性根、ではなく雪で歩くのが至極カッタルいと思えるのは言うまでもなかろう。
長沢に降りてきたら、気持ち良い晴天となっていた。暑い、暑過ぎる・・・暑さが最大の弱点であるが故、のんびり食事をして日陰でそのまま寝コケてしまった。今日はいったい何時間寝れば気が済むのかは知らないことにしよう。
せせらぎの心地よい音色を聴きながら、と言ったら聞こえは良さそうであるが、実のところは日陰を求めて北側の拠水林沿いをグネグネ歩く。私的には一直線に山ノ鼻めがけて歩くと短時間で終わるうえに面白くないので、雪解けの川を眺めながら約1.5倍の時間をかけて歩くことが推奨されている?ことはシークレットかつ公の事実であったりは、しない。
時折木陰でウトウトしつつ、きっとこんなによく寝る一日なら永眠するのも近い将来なのでは・・・としみじみ思ったり・・・したら結構アブナい兆しであろう。
鳩待への腐れ雪の面倒な登りをコラショっと登り、とっとと帰路に就かなくては。単に尾瀬のみやげと東松山味噌、そしてビールを持って早く帰宅せいと家族の者から申し付けられていたせいである。



_4280126_1.jpg

_4280142_2.jpg

_4280162_3.jpg

_4280176_5.jpg

OLYMPUS E-3
ZD14-54mm
タグ:尾瀬
nice!(2)  コメント(4) 
共通テーマ:アート

霜降る尾瀬(071025) [尾瀬]

久々にやって来た尾瀬ヶ原。未明の下ノ大堀は朝靄に包まれていた。気温がどんどん下がり吐く息はタバコの煙と同じで真っ白だ。市場には決して流通することのないプロトタイプのE-400、がちがちに凍りついても元気よくシャッターを弾ませる。
陽が高くなり霜が解けると、辺りは一面の枯野原。竜宮十字路のベンチで壊れた体を休めつつ暫し朝寝の時間とした。眼前の青空が気持ちいい。今日はキノコ土産に早めに帰って家族サービスでもしよう。もちろんビールも忘れずに。







  

  

  















OLYMPUS E-400
ZD50-200mm

 


タグ:尾瀬
nice!(3)  コメント(2) 
共通テーマ:アート

尾瀬ヶ原(070528) [尾瀬]

さっきまでは星空だったのに、並木の駐車場から夜道を歩いていたらバラバラと雨が降ってきた。久々に遠出したのだが、まあ、こんなもんか。
下ノ大堀あたりで夜明けを待っていたが、雲が厚い。なんとなく今年は、花が少なく感じる。これもまあ、こんなもんだろう。
適当に撮影しながら竜宮まで来て朝食にし、長沢新道の新緑と残雪を楽しみつつ富士見峠へと登っていった。燧を眺めながら一服していたら、メールが入ってきた。「娘の保育園のお迎え、お願いします。」
まあ、こんなものだろうか・・・









  



OLYMPUS E-400
ZD14-54mm
ZD50-200mm
タグ:尾瀬
nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:アート

初秋の尾瀬ヶ原(060925) [尾瀬]

鳩待峠は、雲一つない満天の星空だった。「星の数ほど」という言葉は、数え切れないくらい、という意味なのだが、毎日の通勤帰りに見る夜空の「星の数ほど」は、せいぜい数十程度の夢の無いスケールである。

下ノ大堀で夜明けを待つ。明け方近くになって冷え込んできたが、ガチガチに霜が降りるほどでもなかった。

今回は、散歩半分にしようと思っていたので、CFは1Gのものを一枚だけ。ショット数も50カット程度である。ただ、旅行用に買ったE-500はレリーズが使えないのでリモコンを持って行ったのだが、逆光状態ではシャッターが落ちないことが多く、とっとと三脚から外して手持ちにしてしまった。

秋晴れの青空と涼風が心地良い。持ってきた弁当を食べながらベンチで横になった。いつの間にか居眠りしてしまったのだが、「お客さん、終点ですよ。」という夢で目が覚めた・・・



    

    

        

    

    

OLYMPUS E-500 ZD14-54mm

 


タグ:尾瀬
nice!(2)  コメント(4) 
共通テーマ:アート

残雪のアヤメ平から尾瀬ヶ原へ(060429) [尾瀬]

今回は寝坊することなく順調に鳩待峠へ車を走らせる。深夜零時前、順調モードが吹っ飛んだ。戸倉スキー場のところでゲートが閉まっている。雪崩のおそれがあるので午前7時30分まで通れない・・・ということは、並木駐車場にクルマを置いて歩いて行けばいい訳だ・・・
星空を眺めながら鳩待峠に向かい、そのままコンパスを頼りにアヤメ平へと進んだ。横田代では、風で雪の表面に張った氷がシャリシャリと踏んでは割れ、薄いガラスの上を歩いているようだった。
アヤメ平で10服くらいしてたら、ようやく明るくなってきた。気持ちの良い朝焼けだ。真っ白な会越の山々と尾瀬ヶ原が実にきれいだった。
セン沢田代辺りで朝食にして、ニュールートとばかりにセン沢を軽やかに下降していったら、とどめが崖とういか滝というか、大失敗。戻るのも面倒くさいので長沢の稜線までの雪壁をステップを切って登った。疲れる・・・
尾瀬ヶ原に降り、長沢からヨッピ川沿いの林をくねくねと歩く。照り返しの少ない木陰で、せせらぎの音を聴きながら横になるのは、いつも幸せな気分だ。
ぼちぼちと山ノ鼻に戻り、帰りくらいはバスに乗ろうかと思いつつ鳩待峠まで戻ったら、バスダイヤが変わっていた。乗る予定がなかったのでノーチェック!今出たばかりで1時間待ちですか?
仕方なく(ウソ)買った缶ビールが旨いので、もう1本買ってしまった。そういえば駐車場にはクルマがあったような気がしないでもない。



   

   

   

   

       

   

   

   

   

   

   

   

OLYMPUS E-300 ZD14-54mm


タグ:尾瀬
nice!(1)  コメント(4) 
共通テーマ:アート

尾瀬沼未到達の巻 [尾瀬]

4月22日は、尾瀬沼に行こうと決めていた。

天気も悪くなさそうだ。ザックにカメラその他一式を詰め込み、スノーシューも納戸から引っ張り出して、準備OKだった。休日出勤、深夜残業が続いているので少し眠い。ちょっと仮眠してから出かけようと思い、部屋で横になった。
ふと目が覚めると、ずいぶん明るいような気がした。何時だろうと思って時計を見たら8時過ぎだった・・・しまった・・・

仕方ないので、ザックに入れてあった缶ビールを開け、朝から沈殿するのだ。



(今回は、お見せできる写真がありません・・・)

 


タグ:尾瀬
nice!(1)  コメント(5) 
共通テーマ:日記・雑感

晩秋の尾瀬(051020) [尾瀬]

紅葉の時期も終りつつある尾瀬を散歩してきました。



夜明け前の三ツ又で暫し考えた。時折月明かりの差す曇り空。冷え込む様子がないので霜も降りず、朝靄に包まれるわけでもない。きっと絶好のハイキング日和になってしまうのだ。
先に進まず、ここで一服しながら様子見としよう。

日の出とともに雲が切れてゆき、澄み切った青空となる。のんびりと竜宮に向かって撮り進む。木道が凍りついていないので、歩きやすい。よそ見しながら歩くにはいい状況だ。

竜宮十字路まで来て、食事にし、長沢道辺りの紅葉を見てきた。ここが一番鮮やかで綺麗だった。
カメラの搭載メモリを4Gに増やしたせいではないと思うが、何故か昼近くまで紅葉見物に没頭してしまった。ヤボ用もあるので、今日は早々に引き揚げる。

帰路、沼田街道沿いでリンゴをしこたま買い込み、鍋ものに使う東松山みそダレを調達して任務完了。なんてったって味覚の秋ですからねぇ・・・



















     





OLYMPUS E-300
 ZD50-200mm
 ZD14-54mm

 


タグ:尾瀬
nice!(2)  コメント(6) 
共通テーマ:アート

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。