初秋の尾瀬(050929) [尾瀬]
草紅葉に期待して尾瀬に行きました。
しばらく体調が悪かったので、久しぶりの尾瀬行きです。
夜明け前の下ノ大堀は、濃い霧の中であった。鳩待峠で久々に見た満天の星空はどうしてしまったのか・・・本当なら御来光の時刻になっても濃霧のままである。
数コマ撮影しただけで休憩タイムにする。お茶と揚げ饅頭をほおばり、一服していたら、ようやくお日様が霧の遥か彼方から顔を出した。
結構いい感じで色付いている。今年の紅葉は、少し遅めなのかもしれない。昨年は霜が降りたりして、うかつにもバック宙したのが嘘のような暖かさだったりするし。
霧が切れるまでは望遠ズームでセコセコ撮っていたが、抜けるような青空になってしまったので、三脚を片付け、標準ズームにして散歩気分で歩く。絶好のハイキング日和だ。(一応、写真が目的なのだが・・・)
竜宮から見晴を抜け、東電橋分岐のベンチで一休み。明日の仕事さえなければ、もう一日欲しいと思うくらい爽快だ。「さぼってしまえ」と耳元で天使が囁いている。
昼飯を食べ、名残惜しくも東電道を廻って帰路に就いた。暗くならないうちに家に帰ってビールでも飲むか。
OLYMPUS E-300
ZD14-54mm
ZD50-200mm
尾瀬の裏道 [尾瀬]
尾瀬御池から三條ノ滝まで、子連れで散策した。
あまり写真も撮らず、のんびり歩いていたので、上田代まで戻ってきたときには、もう日没間際となっていた。
薄暗くなった駐車場に戻ると、空が泣き出した。
Canon Powershot G3
初夏の尾瀬(050714) [尾瀬]
先週、温泉旅行がてら野反湖に行ったら、キスゲが満開でした。尾瀬も今年は良いのでは、と出かけてみることにしました。
雨は止まない。始発のバス時刻まで降り続いたら、やめよう。どこかの温泉旅館でビールでも飲んで、ゴロゴロしていたい・・・。
始発バスの時刻に、一応目を覚ますと、おぼろ月夜の、なんとなく妖しい天気であった。また降られるんだろうな、とばかり渋々バスに乗り、尾瀬ヶ原に降りる。
しかし、予想を裏切る良い天気へ。帽子を忘れた丸刈り頭には、この日差しは強烈だ。
今日は、東電道から下田代を廻り、山ノ鼻に戻るという由緒正しいコースを採った。そのため(か?)、いろいろと面白いことが多かった。
(例1)本業の新井氏と花畑氏が、下田代の辺りをうろうろしていた。私も同じような場所をうろうろしていた。三者互いに、邪魔だビームが飛び交っていた。
(例2)「繋がる携帯があったら貸してください。ここでは、繋がるのが限られているみたいなので。」とお姉さんにせがまれた。「小屋の公衆電話以外ダメでは。」というと、鎮痛な面持ちで駆け抜けて行った。無事を祈ります。
(例3)中学生の集団登山に出会って、挨拶に辟易していたが、その後、幼稚園の年長組の集団登山にも出会ってしまった。元気だなー。お泊りですかい。マッスル幼稚園ですなぁ。
OLYMPUS E-300 ZD 14-54mm
早春の尾瀬(050607) [尾瀬]
ミズバショウを眺めに、尾瀬ヶ原に行きました。
今年は、鳩待峠への始発バス時刻が遅くなっている。仕方がないので、戸倉の駐車場から歩くことにした。3時間くらいかかった・・・
ミズバショウの定番、下ノ大堀に着いたときは、まあ、午前3時頃ということもあって、誰もいなかった。しかし、明るくなってくると、来るわ来るわカメラマン!あっという間に三脚の陳列会場と化してしまった。
今日は、ぼんやりとした朝で、あまり焼けなかった。三ツ又から東電道に回り、竜宮十字路のベンチで朝食にし、しばし寝こけていた。
午前9時を過ぎたあたりで、富士見峠に向かって歩き出す。残雪が多く、春山らしくてよろしい。
昼前に富士見田代に着いて一休みし、長い長い林道を、春蝉の心地よい声を聴きつつ下りて行く。しかし、長い道のりだ・・・
OLYMPUS E-300
ZD14-54mm
ZD50-200mm
残雪の尾瀬(040430) [尾瀬]
連休なので、空いた時間に写真の整理をしてみたりする。
04年の尾瀬も、富士見峠から尾瀬ヶ原を、夜が明けてから、夕暮れ近くまで、のんびり歩いた。
ザックに背負ったMZ-S、FA24mm、43mm、ED80-200mm、たくさんのフィルム。
今では、グリップを付けたE-300とZD14-54mm、50-200mmだけ。望遠マクロが発売されたら50-200mmも要らんか、なんて考えている。
写りが良ければ荷物は軽い方がいい。弁当と缶ビールが余計に入るし・・・
OLYMPUS C-5060(サブカメラとして携行)
残雪の尾瀬(050430) [尾瀬]
残雪の山歩きに、尾瀬へ行きました。今年は雪が多いらしく、雪割れの水芭蕉は、まだ小振りでした。
鳩待峠からアヤメ平へ、月明かりに照らされた樹林を歩く。
アヤメ平でご来光。気持ちのいい朝焼けだ。
しばし撮影に没頭し、富士見峠から長沢ルートで、尾瀬ヶ原へ降りる。とどめの急坂を滑り降りた(落ちた)ところで、クマさんと出会った。お互いスタコラ逃げたのは、言うまでもない。
この時期の尾瀬ヶ原は一面の雪野原で、どこでも歩き回れるのが楽しい。調子に乗って、ブリッジを飛び越えながら好き勝手に散策してたら、後ろからドサっと音がしたので、振り返ると、飛び越えたばかりのブリッジが大きく陥没していた。今日は海パン持ってないので、水泳はカンベンである。
昼くらいになると、雪も腐って歩きにくいうえに、暑い。
日陰を求めて、牛首から北側の樹林を川沿いに歩く。雪解けの川のせせらぎの音を聴きながら、呆けているのが至福のひとときだ。
雪でひしゃげた骨だけの橋を渡り、山ノ鼻から鳩待峠まで、一目散に戻った。
冷たいビールが飲みたかっただけの理由である。
OLYMPUS E-300 ZD14-54mm